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診断・治療

編集協力:独立行政法人国立病院機構宇多野病院院長 梶 龍兒 先生

眼瞼痙攣の診断について

鑑別すべき疾患

鑑別すべき疾患として、片側顔面痙攣、眼部ミオキミア、チック、開瞼失行、眼瞼下垂があげられます。[1]

片側顔面痙攣:
通常片側性であり、他の同側顔面筋にも同期性攣縮がみられることが鑑別診断のポイントになります。

眼部ミオキミア:
線維束性収縮の群発により、体表面からさざなみ状の不随意収縮が観察できる現象です。針筋電図で特有の筋放電パターンを観察できれば、診断は確実です。

チック:
発症年齢が若いこと、一時的に症状を抑制できることが鑑別診断のポイントになります。

開瞼失行:
臨床的には額を持ち上げて開瞼しようとすることが鑑別のポイントになります。

眼瞼下垂:
余剰の皮膚を持ち上げてから、上方に眼球運動させると、上眼瞼は正常に後退するので鑑別が可能です。

  1. 目崎高広, 梶 龍兒. ジストニアとボツリヌス治療(改訂第2版), 診断と治療社, 2005

眼瞼痙攣の治療について

眼瞼痙攣の治療では、ボツリヌス療法、内服療法、手術が行われています。[1]

ボツリヌス療法

攣縮している筋にボツリヌス毒素製剤を注射します。ボツリヌス毒素製剤は神経筋接合部で神経終末に作用し、アセチルコリンの放出を抑制します。これにより、アセチルコリンを介した筋収縮が阻害され、筋の攣縮および緊張を改善します。この作用によって、眼瞼痙攣を抑制します。個人差はありますが、通常1回の施注で約3~4ヵ月効果が持続します。

内服療法

抗てんかん薬、抗コリン薬、抗不安薬、抗痙縮薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬などを内服する治療法があります。[2]

  1. 目崎高広, 梶 龍兒. ジストニアとボツリヌス治療(改訂第2版), 診断と治療社, 2005
  2. 日本神経眼科学会眼瞼痙攣診療ガイドライン委員会.日眼会誌. 2011;115:617-628