原発性腋窩多汗症におけるボトックス治療の特徴
- 腋窩の皮内に直接注射することにより発汗を抑えます。
- 原発性腋窩多汗症*1の第2選択の治療法とされています。[1]
- 原発性腋窩多汗症患者の96.2%において発汗重量を50%以上減少させました。[2]
- 効果持続期間*2の中央値は273日でした。[2]
- ボトックス投与後、144例中3例(2.1%)で副作用が認められました。
その内訳は、発汗が3例(2.1%)、四肢痛が1例(0.7%)でした。[2]
*1 ボトックスの効能・効果は「重度の原発性腋窩多汗症」に対して認められています。
*2 効果持続期間:初回投与後、両腋窩の平均発汗重量の評価において、
ベースラインの50%より大きい値が最初に観察されるまでの期間
[1] 原発性局所多汗症診療ガイドライン策定委員会. 日皮会誌. 2015;125:1379-1400
[2] 大嶋雄一郎ほか. 西日本皮膚科. 2013;75:357-364
本コンテンツは日本国内の医療従事者向けです。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。
ボトックスは、米国法人のアラガンインコーポレーテッド(米国アラガン社)が有する登録商標です。