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製品特性

FULFIL試験

呼吸機能 | 増悪 | 試験概要 | 安全性 | エリプタ

テリルジー群はBUD/FOR (ICS/LABA)に対して
投与24週目において、171mL呼吸機能を改善しました

投与24週目までのトラフFEV1値のベースラインからの変化量の推移(ITT集団):
主要評価項目【海外データ】

治療群、スクリーニング時の喫煙状況、地域、来院日、ベースライン値、ベースライン値と来院日の交互作用および治療群と来院日の交互作用を共変量とした反復測定混合モデルによる解析

BUD:ブデソニド、FOR:ホルモテロール、ICS:吸入ステロイド薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬

Lipson DA et al:Am J Respir Crit Care Med 2017; 196(4): 438-446
※利益相反:本試験に関わる費用は、GSKが負担した。著者には、GSKが過去に研究助成金・講演料・コンサルティング費などを支払った者、GSKの社員・株主が含まれる。

テリルジーは、BUD/FOR に対してSGRQ*合計スコアを
有意に低下させました(p<0.001、反復測定混合モデル)

* SGRQ: St. George’s Respiratory Questionnaire

投与24週目におけるSGRQ合計スコアのベースラインからの変化量(ITT集団): 主要評価項目【海外データ】

治療群、スクリーニング時の喫煙状況、地域、来院日、ベースライン値、ベースライン値と来院日の交互作用および治療群と来院日の交互作用を共変量とした反復測定混合モデルによる解析

BUD:ブデソニド、FOR:ホルモテロール、ICS:吸入ステロイド薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬

Lipson DA et al:Am J Respir Crit Care Med 2017; 196(4): 438-446
※利益相反:本試験に関わる費用は、GSKが負担した。著者には、GSKが過去に研究助成金・講演料・コンサルティング費などを支払った者、GSKの社員・株主が含まれる。

試験概要:FULFIL試験

CTT116853試験 【第Ⅲ相試験:海外データ】

目的

COPD患者を対象に、テリルジー[FF/UMEC/VI 100/62.5/25μg(ICS/LAMA/LABA)]、1日1回投与と、BUD/FOR 400/12μg*(ICS/LABA)、1回1吸入、1日2回の有効性と安全性を比較検討する。

対象

10pack-years※1以上の喫煙歴を有する40歳以上のCOPD患者1,810例。スクリーニング時には以下の基準を満たしていることとした。

  • COPDアセスメントテスト(CAT)スコアが10以上
  • 以下のいずれかの増悪歴および肺機能を有する

‐気管支拡張薬投与後の1秒量(FEV1)が予測値の50%未満

‐気管支拡張薬投与後のFEV1が予測値の50%以上80%未満でかつ過去12ヵ月間に2回以上の中等度の増悪※2、または1回の重度(入院)の増悪※2の既往がある

  • スクリーニング時にサルブタモール投与後のFEV1/FVC比が0.70未満

なお、喘息と診断されている患者は除外したが、既往歴のある患者は組み入れ可能とした。

※1 10pack-years:1日1箱(20本)を10年間続けた状態

※2 COPD増悪

中等度:経口または全身性ステロイド薬および/または抗菌薬による治療を必要とするCOPD症状の悪化

重度:入院の必要なCOPD症状の悪化

方法

多施設共同、第Ⅲ相、無作為化、二重盲検、ダブルダミー並行群間比較試験。患者をテリルジー群とBUD/FOR群に無作為に割り付けた。テリルジー群では、FF/UMEC/VI 100/62.5/25μgを1日1回エリプタで投与と、プラセボを1日2回タービュヘイラーで投与した。 BUD/FOR群では、BUD/FOR 400/12μgを1日2回タービュヘイラーで投与と、プラセボを1日1回エリプタで投与した。投与期間は24週間とし、同意が得られた患者では52週まで継続投与した。

評価項目

有効性評価項目

【主要評価項目】

  • 投与24週目のトラフFEV1値のベースラインからの変化量
  • 投与24週目のSt. George’s Respiratory Questionnaire(SGRQ)合計スコアのベースラインからの変化量

【主要評価項目を支持する評価項目】

  • トラフFEV1値がベースラインから100mL以上増加した患者の割合
  • SGRQ合計スコアのベースラインからの変化量に基づくSGRQ奏効例の割合

【副次評価項目】

  • 治療期間中の中等度または重度のCOPD増悪の年間発現回数
  • 投与24週目のTDI Focalスコア
  • Daily Activity Question(日常生活動作質問票)のスコアが2(普段よりも多くの日常生活を行うことができた)であった日数の割合 など

【その他の評価項目】

  • 中等度または重度のCOPD増悪が最初に発現するまでの時間 など

安全性評価項目

  • 有害事象
  • 重篤な有害事象
  • 特に注意すべき有害事象

解析計画

有効性と安全性の解析は、24週目まではITT集団、52週目までは継続治療を行ったEXT集団を対象に行った。EXT集団においては、24週目だけでなく、52週目も解析することが事前に規定されていた。最小二乗(LS)平均とベースラインからのLS平均変化量、95%CIを算出した。主要評価項目は、反復測定混合モデルを用いて解析し、Hochberg法を用いて多重性を調整した。SGRQ合計スコアのベースラインからの変化量に基づくSGRQ奏効例の割合は、ロジットリンク関数を用いた一般化線形混合モデルを用いて解析し、多重性は調整しなかった。治療期間中の中等度または重度のCOPD増悪の年間発現回数は、負の二項分布を仮定した一般化線形モデルを用いて解析した。副次評価項目は多重性の解析は行わなかった。

※1 すべての被験者は、前観察期間の2週間にわたり既に使用しているCOPD維持療法を継続した。
※2 テリルジー群:FF/UMEC/VI 100/62.5/25μg 、1日1回投与+プラセボ、1日2回投与
※3 BUD/FOR群:BUD/FOR 400/12μg、1日2回投与+プラセボ、1日1回投与
※4 EXT(Extension)集団: ITT集団のうち、52週間まで継続投与するサブグループに組み入れられたすべての患者

*metered dose(容器内で量り取られる量)。delivered dose 320/9μgに相当。本試験では、1吸入あたりdelivered dose 320/9μgのタービュヘイラーを使用していた。

FF:フルチカゾンフランカルボン酸エステル、UMEC:ウメクリジニウム臭化物、VI:ビランテロールトリフェニル酢酸塩、BUD:ブデソニド、FOR:ホルモテロール、ICS:吸入ステロイド薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬

第Ⅲ相臨床試験(海外、CTT116853試験)
Lipson DA et al: Am J Respir Crit Care Med 2017; 196(4): 438-446
※利益相反:本試験に関わる費用は、GSKが負担した。著者には、GSKが過去に研究助成金・講演料・コンサルティング費などを支払った者、GSKの社員・株主が含まれる。

FULFIL試験:安全性

いずれかの群で2%以上に発現した有害事象【海外データ】

名称未設定-1

死亡のうち、テリルジー群6例(心突然死2例/肝転移/肺炎/虚血性脳卒中/出血性卒中)、BUD/FOR群6例(心不全2例/急性心筋梗塞/急性心不全/上部消化管出血、細菌性関節炎/急性肺水腫、カテーテル留置部位静脈炎、慢性腎臓病、慢性呼吸不全、敗血症、心肺停止)は、いずれも試験薬と関連がないと判断された。
試験薬と関連があると判断された重篤な有害事象は、24週目に心不全/肺炎(テリルジー群1例)、肺感染(テリルジー群1例)、心房粗動(BUD/FOR群1例)、52週目に肺炎(BUD/FOR群1例)が認められた。
投与中止に至った有害事象の主なもの(いずれかの群で3例以上に発現)は、 24週目に慢性閉塞性肺疾患(テリルジー群7例、BUD/FOR群2例)、呼吸困難(テリルジー群2例、BUD/FOR群4例)、肺炎(テリルジー群4例、BUD/FOR群1例)、52週目に慢性閉塞性肺疾患(テリルジー群2例、BUD/FOR群3例)であった。
24週目において試験薬と関連があると判断された有害事象の主なもの(ITT集団でいずれかの投与群で2例以上に発現)は、鼻咽頭炎(テリルジー群4例、BUD/FOR群3例:以降それぞれ例数のみ記載)、口腔真菌感染(2、3)、肺炎(5、0)、カンジダ感染(1、3)、口腔カンジダ症(2、1)、鼻炎(2、1)、呼吸困難(2、3)、発声障害(2、2)、口腔咽頭痛(2、0)、呼吸障害(0、2)、口内乾燥(1、2)、消化不良(0、3)、悪心(3、0)、頭痛(3、2)、筋痙縮(5、1)であった。52週目において試験薬と関連があると判断された有害事象の主なもの(EXT集団でいずれかの投与群で2例以上に発現)は、鼻咽頭炎(2、2)、カンジダ感染(0、2)、口腔真菌感染(0、2)、口内乾燥(0、2)、発声障害(2、1)、心房細動(0、2)であった。

BUD:ブデソニド、FOR:ホルモテロール、ICS:吸入ステロイド薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬

第Ⅲ相臨床試験(海外、CTT116853試験)

Lipson DA et al:Am J Respir Crit Care Med 2017; 196(4): 438-446
※利益相反:本試験に関わる費用は、GSKが負担した。著者には、GSKが過去に研究助成金・講演料・コンサルティング費などを支払った者、GSKの社員・株主が含まれる。

テリルジーは、1日1回1吸入のエリプタ製剤で、
1アクションで操作が可能なデバイスです

効能・効果

慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の諸症状の緩解(吸入ステロイド剤、長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)

効能・効果に関連する使用上の注意

(1)本剤は慢性閉塞性肺疾患の症状の長期管理に用いること。
(2)本剤は慢性閉塞性肺疾患の増悪時の急性期治療を目的として使用する薬剤ではない。

使用上の注意(抜粋)
2. 重要な基本的注意
(3)用法・用量どおり正しく使用しても効果が認められない場合には、本剤が適当でないと考えられるので、漫然と投与を継続せず中止すること。

製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。