アラミスト*120噴霧用
*一般名:フルチカゾンフランカルボン酸エステル
アラミスト56噴霧用に加え、120噴霧用を2019年6月に発売しております。
患者さんのニーズに合わせて剤型をご選択いただけます。
軽い力で押せる、横押し型デバイス”Mist Pro” 1
Mist Proとは、下記の特徴をもったアラミストのデバイスです。
「禁忌を含む使用上の注意」等については、添付文書をご参照ください。
横押し型デバイスを採用したアラミストの使用感(患者評価)
アラミストとフルチカゾンプロピオン酸エステル(FP)噴霧用点鼻液の使用感を比較し、評価しました。
使用感評価試験[海外データ]
嗜好および使用感に関する患者評価
(Cochran-Mantel-Heanszel test(総合評価)、ANOVA(各項目))
試験概要
- 目的:
通年性および/または季節性アレルギー性鼻炎におけるアラミストおよびフルナーゼ点鼻液に対する嗜好および使用感に関する 患者評価を比較検討する。 - 対象 :
呼吸器症状および試験登録前12ヵ月以内に通年性および/または季節性アレルゲンに対する皮膚テストが陽性の18歳以上の アレルギー性鼻炎患者127例 - 方法:
多施設共同・無作為化・二重盲検・単回投与・交叉比較試験。 アラミスト110μgまたはフルナーゼ点鼻液200μgを単回投与し、washout後、薬剤を交叉して同様に投与を行った。それ ぞれの群において嗜好および使用感に関する患者評価(におい、味、後味、薬液ののどへの流入、鼻腔からの液垂れ、心地の 良さ、刺激感が少ない、くしゃみの衝動)を7段階のリッカート尺度を用いて、薬剤使用直後および2分後にアンケート調査を 行った。 - 評価項目:
嗜好および使用感に関する患者評価(におい、味、後味、薬液ののどへの流入、鼻腔からの液垂れ、心地の良さ、刺激感が 少ない、くしゃみの衝動) - 解析項目:
嗜好および使用感に関する患者評価は、両薬剤の治療期間を完遂したPerProtocol(PP)を対象に解析した。総合評価は Cochran-Mantel-Haenszel test、各項目はANOVAにより解析した。
安全性
アラミスト投与時の有害事象発現率は2%(3/127例)であり、3例 (めまい、頭痛、鼻閉)のうち頭痛および鼻閉は試験薬との関連が考えら れた。重篤な副作用あるいは投与中止となる副作用は報告されなかった。 フルナーゼ点鼻液投与時には有害事象の発現は認められなかった。
Meltzer EO et al:Clin Ther 2008;30(2), 271-279] 利益相反:本試験に関わる費用はグラクソ・スミスクライン(株)が負担した。
製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。