作用機序
オムジャラは、JAK(JAK1/JAK2)およびACVR1を標的とするJAK/ACVR1阻害剤です。
オムジャラは、ヤヌスキナーゼ(JAK)1/2及びアクチビンA受容体1型(ACVR1)に対する阻害作用を有する低分子化合物です。
オムジャラは、JAK1/2の下流のシグナル伝達分子(STAT等)のリン酸化を阻害することにより、骨髄線維症に対して腫瘍増殖抑制作用を示すと考えられています。また、オムジャラは、ACVR1の下流のシグナル伝達分子(SMAD)のリン酸化を阻害することでヘプシジン産生を抑制し、循環血中の鉄濃度を増加させ、造血を促進すると考えられています1,2)。
[1]オムジャラ電子添文(第2版)
[2]Verstovsek S et al:Future Oncol 2021;17(12):1449-1458
利益相反:本試験にかかわる費用はSierra Oncology(現GSK)が負担した。著者には、同社が研究助成金などを支払った者、同社の社員が含まれる。
製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。
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