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よくあるご質問(製品関連)

 

効能・効果

  • Q1. 発作時にも使用できますか?

    A1.

    本剤は既に発現している発作を速やかに軽減させる薬剤ではありません。

    本剤の投与期間中に発現する気管支喘息の急性の発作又は慢性閉塞性肺疾患の急性増悪に対しては、短時間作動型吸入β2刺激剤(例えば吸入用サルブタモール硫酸塩)等の他の適切な薬剤を使用するよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。また、その薬剤の使用量が増加したり、あるいは効果が十分でなくなってきた場合には、疾患の管理が十分でないことが考えられるので、可及的速やかに医療機関を受診し医師の治療を求めるよう患者、保護者又はそれに代わり得る適切な者に注意を与えること。[1]

    出典 [1]アドエア添付文書 2020年 11月改訂 ( 第2版、再審査結果 )

 

用法・用量

  • Q1. 気管支喘息の用法用量を教えてください。

    A1.

    通常、成人には1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして100μgを1日2回吸入投与します。なお、症状に応じて、以下のいずれかの用法・用量に従い投与します。
    ・1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして250μgを1日2回吸入投与
    ・1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして500μgを1日2回吸入投与

    小児には、症状に応じて以下のいずれかの用法・用量に従い投与します。
    ・1回サルメテロールとして25μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして50μgを1日2回吸入投与
    ・1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして100μgを1日2回吸入投与

  • Q2. COPD(慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫))の用法・用量を教えてください。

    A2.

    成人には、1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エスエルとして250μgを1日2回吸入投与します。

  • Q3. ステロイドの量を増やしたいときに吸入回数を増やしてよいか?

    A3.

    承認された用法・用量通り正しくご使用ください。

    本剤を過量投与した場合には、サルメテロールの過量投与(用法及び用量を超える量)により頻脈、不整脈、振戦、頭痛及び筋痙攣等、β刺激剤の薬理学的作用による症状が増悪する可能性がある。また、重篤な症状として、低カリウム血症、高血糖、心室性不整脈あるいは心停止等が発現する可能性がある。フルチカゾンプロピオン酸エステルの過量投与(通常の用法及び用量を超える量等)により副腎皮質機能抑制等の全身性の作用がみられることがある。本剤を過量かつ長期間吸入した小児において、低血糖、及びそれに伴う意識低下、痙攣を主な所見とする急性副腎皮質機能不全の発現が報告されている。副腎皮質機能が抑制されている患者においては、外傷、手術、感染、本剤の急速な減量時等に急性副腎皮質機能不全が発現する可能性がある。[1]

    出典 [1]アドエア添付文書 2020年 11月改訂 ( 第2版、再審査結果 )

  • Q4. いつ吸入するのが最も効果的ですか?

    A4.

    1日2回の吸入のタイミングに決まりはありません。
    忘れずに吸入していただくため、患者さんのライフスタイルに合わせて毎日なるべく同じ時間帯に1日2回吸入してください。
    なお、サルメテロールキシナホ酸塩の気管支拡張作用は通常12時間持続するので、その間は次の投与を行わないよう、12時間の間隔で吸入してください。

  • Q5. 吸入を忘れてしまった時はどのようにすればよいでしょうか?

    A5.

    吸入を忘れた場合は、気がついた時点で1回分を吸入してください。ただし、1日2回を超えて吸入しないでください。また2回分を一度に吸入しないでください。

    アドエアの使用間隔について、最低何時間あければよいという具体的なデータはありません。
    サルメテロールの作用が持続する約12時間を目安にご検討ください。

  • Q6. 小児は何歳から臨床試験を行っていますか?

    A6.

    生後8か月以上です。

    低出生体重児、新生児又は生後8ヵ月未満の乳児を対象とする有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施してません。[1]

    出典 [1]アドエア添付文書 2020年 11月改訂 ( 第2版、再審査結果 )

 

特殊患者への投与

 

安全性

 

吸入器の使い方

  • Q1. ディスカスの操作方法を教えてください。

    A1.

    ディスカスの操作方法はこちらをご覧ください

  • Q2. エアゾールの操作方法を教えてください。

    A2.

    エアゾールの操作方法はこちらをご覧ください。

  • Q3. エアゾールに使用できるスペーサーを教えてください。

    A3.

    スペーサーはいくつか種類がありますが、喘息予防・管理ガイドライン2018の中でエアロチャンバー・プラス®、ボアテックス®、オプティチャンバーダイアモンド®が紹介されています。
    アドエアエアゾールは上記3種類のスペーサーでお使いいただけます。

  • Q4. ディスカスの内部はどのような仕組みになっていますか?

    A4.

    1回分の薬剤は2枚のアルミシートでおおわれた個々のブリスターの中に密封されています。
    カバーを開け、レバーを押すと、アルミニウムの蓋側のシートがはがされ1回分の薬剤がマウスピースの真下にセットされます。
    空になったブリスターと、蓋側のシートは別々に巻きとられます。

    薬剤は2枚のアルミニウムシートでおおわれ1回分ずつ密封されています。

  • Q5. ディスカスのカウンターの数字の位置がずれています。このまま使用しても良いのでしょうか?

    A5.

    カウンターの部品の成型誤差により、やや表示位置が中心からずれる場合があるようですが、不良品ではありませんのでそのままお使いいただけます。
    また、レバーを最後まで押さなかった場合、カウンターの表示が途中で止まってしまうこともありますのでレバーは最後まで(「カチリ」と音がします)押し付けてください。

    レバーは「カチリ」と音がする最後まで押してください。

  • Q6. レバーを1回押しただけで、カウンターの数字が2つ以上減ることはありますか?

    A6.

    レバーとカウンターは連動しています。レバーを1回押すと、ディスカス内部の歯車が動き、1回分のお薬がセットされて、カウンターの数字が1つ減ります。そのため、レバーを1回押しただけで、カウンターの数字が2つ以上減ることは考えにくい構造です。

    カウンターの誤作動を疑うような現象が確認された場合、弊社にお問い合わせください。

    レバーを1回押すとカウンターが1つ減ります

  • Q7. カウンターの色が急に赤くなりました。このまま使用しても良いのでしょうか?

    A7.

    カウンターが赤くなってもそのままお使いいただけます。
    カウンターは残りの吸入回数を示します。残り5回以下(カウンターの数字が5以下)になるとカウンターの色が赤くなるようになっています。

    カウンターの数字が5以下になると数字の色が赤くなります。

  • Q8. 吸入方法で、注意することを教えてください。

    A8.

    ディスカス製剤:
    ディスカスはエアゾール製剤のように、レバーを押すと薬剤が噴霧される仕組みではありません。
    患者さんご自身で充填されたドライパウダーを吸入していただく薬剤です。吸入方法としては、無理をしない程度に息を吐き出した後、強く深く「スーッ」と息を吸い込んでください。吸入できているかどうか不安な場合は、吸入後、そのままカバーを閉じずに2~3回吸入を繰り返します。
    ディスカスの吸入方法の詳細はこちらをご覧ください。

    エアゾール製剤:
    エアゾールはガスと共に薬剤が定量噴霧されます。まずボンベをよく振って下さい。無理をしない程度に息を吐き出した後、舌を下げ、のどを広げた状態にしてください。ボンベの底を強く押すと薬剤が噴霧されますので、薬剤の噴射のタイミングに合わせて吸入してください。
    エアゾールの正しい吸入方法の詳細はこちらをご覧ください。

  • Q9. マウスピース(吸入口)に息を吹きかけてはいけない理由を教えてください。

    A9.

    息を吹きかけてしまうとセットされた薬剤が吹き飛んでしまう可能性があります。
    また吹きかけた息によってディスカス内部が吸湿してしまう可能性もあります。ディスカスは構造が複雑なため、入り込んだ水分を除去することは困難です。吸湿によって内部で薬剤が固まり、正しく吸入できなくなる可能性もあります。
    その為、マウスピース(吸入口)に、息を吹きかけないようご注意ください。

  • Q10. 吸入感覚がないが吸えているのでしょうか?

    A10.

    薬剤に乳糖が添加されていますので、薬が吸入されるとわずかな甘みや粉の感覚を口の中に感じます。しかし、薬の量がごくわずかであるため、甘みを感じない(吸入感を得られない)場合もあります。また体調などによっても甘みを感じない場合もあります。
    うまく吸入出来ているか不安な場合は、カバーを閉じずにそのまま追加で2~3回吸入を繰り返して下さい。

    また以下の手順でお薬が充填されていることの確認、吸入できたかどうかの確認ができます。
    ◆お薬が充填されていることの確認:
    カバーを開けた後レバーを押し、吸入せずにテーブルに置いた紙(できれば黒色が望ましい)の上に吸入口を向け、吸入器をトントンと叩くと、薬剤が出てくることを確認できます。
    注:1回分の薬剤が無駄になることをご理解の上ご確認ください。薬剤は確認作業後に廃棄してください。

    ◆吸入できたかどうかの確認:
    吸入後、カバーを閉じる前に、テーブルに置いた紙(できれば黒色が望ましい)の上に吸入口を向け、吸入器をトントンと叩いて、薬剤が出てこなければ正しく吸入できています。

    アドエアディスカスに含まれる1回分の粉の量

  • Q11. 何回かレバーを動かしてしまったが、吸ってしまう粉の量も増えますか?

    A11.

    何回レバーを動かしても吸入できる量は1回分です。
    ただし、吸わなかった薬剤はディスカス内部に残ってしまい、元に戻すことはできません。
    粉が溜まってしまうと内部の歯車に挟まりレバー等の不具合を生じる可能性があります。また吸入器の隙間から粉が出てくることもあります。

    レバー操作は吸入の直前に1回だけ行うようにしてください。

  • Q12. 吸入器から粉が漏れてきます。どのような事が考えられますか?

    A12.

    吸入器内部に粉が残ってしまう理由として下記のことが考えられます。

    (1) 吸入の前後にレバーを何度も動かしてしまっている。
    吸入器の使い方 Q11「何回かレバーを動かしてしまったが、吸ってしまう粉の量も増えますか?」をご確認ください。

    (2) 吸入が不十分で粉を吸い切れていない。
    うまく吸入出来ていないことが考えられる場合は、カバーを閉じずにそのまま追加で2~3回吸入を繰り返して下さい。

    また吸入後、下記の手順でうまく吸入できたか確認できます。
    ◆吸入できたかどうかの確認:
    吸入後、カバーを閉じる前に、テーブルに置いた紙(できれば黒色が望ましい)の上に吸入口を向け、吸入器をトントンと叩いて、薬剤が出てこなければ正しく吸入できています。

  • Q13. 吸入時にディスカスをたいらに持ちますが、上下はありますか?

    A13.

    ディスカスに上下の決まりはありません。
    どちらの面が上でもお使いいただけます。
    ただし吸入の際に通気口をふさがないようご注意ください。

 

製剤の安定性

  • Q1. 開封後の使用期限を教えてください。

    A1.

    ディスカス製剤:
    アルミ包装開封後、使用期限までお使いいただけます。
    アルミオーバーラップ包装なし、30℃65%RHの条件下で24ヶ月間安定であることが確認されています。

    エアゾール製剤:
    開封後、使用期限までお使いいただけます。

  • Q2. 保管時の注意点を教えてください。

    A2.

    ディスカス:
    ディスカスは室温(1℃~30℃)保存です。
    冷蔵庫で保管すると使用する時の温度差で結露を生じる可能性があります。
    乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

    エアゾール:
    エアゾールは室温(1℃~30℃)保存です。30℃以上の場所で保管しないで下さい。
    内側の缶(ボンベ)はアダプターから外さないようご注意ください。
    噴霧口のつまりを避けるため、少なくとも週1回以上アダプターの吸入口の外側と内側を乾いた布やティッシュペーパーでよく拭き、清潔に保管してください。
    噴射口がつまる原因となりますので、缶(ボンベ)は絶対に濡らさないでください。
    冷蔵庫で保管すると使用する時の温度差で結露を生じる可能性があります。
    乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

  • Q3. ディスカスを水没させてしまったが使用できますか?

    A3.

    ディスカスは構造が複雑なため、入り込んだ水分を除去することは困難です。また、ディスカスの内部に入った水分のために開封された薬剤が吸湿したり固結する可能性があり、正しく吸入できなくなりますので、水没など、内部に液体が入ってしまった場合は、使用しないでください。

 

製剤・包装など

  • Q1. 使用後の廃棄方法を教えてください。分解はできますか?

    A1.

    ディスカス:
    分解はしないでください。けがをする恐れがあります。
    ディスカスにはプラスチックと金属(アルミニウム)が使用されています。
    各自治体の分別ルールに従って、廃棄してください。

    エアゾール:
    エアゾールにはプラスチックと金属(アルミニウム)が使用されています。
    各自治体により定められたボンベの廃棄処理法に従って、廃棄してください。

 

製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。