目 的
小児肺動脈性肺高血圧症患者に対する安全性及び有効性を評価する。
対 象
8歳以上18歳未満の小児肺動脈性肺高血圧症患者41例(日本人5例を含む)
方 法
多施設共同無作為化非盲検試験。本試験は最大2週間のスクリーニング/ベースライン期、24週間の投与期及びヴォリブリス投与終了後4~6週間の追跡調査期で構成された。患者をヴォリブリスの低用量群又は高用量群のいずれかに無作為割付けをした。体重20kg以上35kg未満の患者は、いずれの用量群でもヴォリブリス2.5mgで投与を開始し、高用量群では2週間後に用量を5mgに増量した。体重35kg以上の患者はヴォリブリス5mgで投与を開始し、2週間後に高用量群の体重35kg以上50kg未満の患者で7.5mgに、体重50kg以上の患者で10mgに増量した。
評価項目
主要評価項目
有害事象、重篤な有害事象など
副次評価項目
投与24週時の6分間歩行距離(6MWD)のベースラインからの変化量、WHO機能分類のベースラインから投与24週時までの変化、PAHの臨床的な増悪を認めるまでの時間*1など