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腸重積症について

腸重積症は、腸の近位部(陥入部)が遠位部(外筒)に入り込んで起こり、ワクチン接種の有無にかかわらず、0歳児がかかることが多い疾患です。
乳児および低年齢の小児で最も多くみられる腸重積症は、回腸結腸重積(回腸が結腸に入り込んだもの)です。
腸が入り込むことにより、腸間膜血管の浮腫と圧迫が引き起こされ、動脈閉塞、壊死、腸穿孔を起こすことがあり、発見が遅れると死に至る場合もあります。

腸重積症のイメージ

腸重積症イラスト

国内外でのロタウイルスワクチン発売後の調査から、接種後に腸重積症のリスクが少し増加する可能性があるとされています。接種回にかかわらず接種後(特に1週間)は腸重積症の症状に注意が必要です。

小児腸重積症の発症と整復について

腸重積症発症から整復までの時間が12時間未満の場合、98%が非観血的整復術を受けており、12時間以上の場合、66%が非観血的整復術、34%が観血的整復術(開腹手術)を受けています。

小児腸重積症の発症から整復までの時間と治療法 1

発症から整復までの時間と治療法データ

目的:

小児腸重積症の非観血的整復術と観血的整復術を比較し、開腹手術となる要因を検討する。

対象:

2001年1月~2010年12月までの10年間に埼玉医科大学病院小児外科で腸重積症を治療した患者161名(男児112名、女児49名)

方法:

診療録を後方視的に解析し、発症から整復までの時間を12時間未満と12時間以上の群に分け、それぞれの治療法を比較した。

泣いたり不機嫌になったりを繰り返す、おう吐を繰り返す、ぐったりして顔色が悪くなる、血便が出るなど、疑わしい症状がみられたら、速やかな診断・治療が求められます。

ロタリックス内用液 接種後の腸重積症について

販売開始から国内で報告された、ロタリックス内用液接種後の腸重積症の副作用報告(医療機関から厚生労働省へご報告いただき、厚生労働省から情報提供された症例も含む)を取りまとめました。
最新版をPDFでダウンロードしてご覧ください。

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【出典】

  1. 森村敏哉ほか. 小児外科. 2012; 44(6): 536-540.

製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。