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使用方法

アレックスビー筋注用の使用方法

Step1 準備

以下のものを準備します。

  • 抗原製剤
  • 専用溶解用液0.5mL
  • シリンジ、注射針
  • 消毒用アルコール

※本剤にシリンジ、注射針は付属されていません。

Step1 準備
  • 接種用の注射針は、筋肉内注射に足る長さで、神経、血管、骨等の筋肉下組織に到達しないよう、各被接種者に対して適切な針長をご使用ください。
  • 針長は、被接種者の年齢や体格を考慮して決定してください。
  • 溶解時に使用する針と接種時に使用する針は交換してください。

参考:米国疾病予防管理センター(CDC)による標準的な針長

表_参考:米国疾病予防管理センター(CDC)による標準的な針長

専門家によっては、16mm(5/8インチ)を推奨する場合があります。

 

CDC. The Pink Book-14th Edition(2021)

Step2 調製方法

バイアルのキャップを外し、バイアル上部を消毒用アルコール等で消毒します。

専用溶解用液のバイアルを少し傾けながら、全量をシリンジに吸引します。

専用溶解用液のバイアルを少し傾けながら、全量をシリンジに吸引

吸引した専用溶解用液を抗原製剤のバイアル内に全量注入します。

吸引した専用溶解用液を抗原製剤のバイアル内に全量注入

抗原製剤のバイアルを泡立てないように優しく振り混ぜ、完全に溶解させます。
調製後は、乳白光を呈する、無色~微褐色の液になります。目視で異物が入っていないか確認し、異常があれば使用を中止してください。

目視で異物が入っていないか確認

0.5mLを再度シリンジ内にゆっくり吸引します。

0.5mLを再度シリンジ内にゆっくり吸引

調製後はすぐに使用してください。
すぐに使用できない場合は、遮光して2~25℃で保管し、4時間以上経過したものは破棄してください。

Step3 筋肉内注射

本剤0.5mLを筋肉内に接種します。

  • 接種時に使用する針と溶解時に使用する針は交換してください。
  • 皮下注射、静脈内注射または皮内注射はしないでください。
  • シリンジ内の空気を除去する際は、可能な限り薬液を減じないよう注意してください。
  • 神経走行部位を避けて、上腕の三角筋部(可能であれば利き腕とは逆の腕の上腕の三角筋)に接種してください。
  • 同日に他のワクチンを同一部位に接種すること(反復接種)は、避けてください。
  • 上腕の三角筋中央の皮膚面に垂直に筋肉内注射します。
  • 上腕の三角筋内に針が十分達するよう刺入してください。
  • 使用したシリンジ、注射針およびバイアルは医療廃棄物として廃棄してください。
Step3 筋肉内注射

関連資材リンク

アレックスビー筋注用の使用方法 

アレックスビーの使用方法をPDFでご確認いただけます。

製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。

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