気道閉塞が引き起こしうる症状2)
- 胸部絞扼感
- 夜間症状(週1回以上)
- 咳
- 胸部うっ血
- 急性発作
- 息切れ(週1回程度)
- 呼吸困難
- 喀痰
- 喘鳴
テリルジーは、「症状が毎日ある」、「SABAがほぼ毎日必要」、
「週1回以上、日常生活や睡眠が妨げられる」、「夜間症状が週1回以上」、
「日常生活は可能だが多くが制限される」(中等症持続型相当)などがある、
未治療患者さんに対する治療選択肢の1つです1)。
テリルジーは、喘息症状の原因となる気道の炎症に加えて、
気道閉塞に対する作用も有しています2 ~ 4)。
ICS/LABA治療導入でも喘息症状が残ってしまいそうな患者さんはいらっしゃいませんか?
ICSが抗炎症作用を示します6)。
LAMAが気管支平滑筋の収縮抑制作用を示します7)。
LABAが気管支拡張作用を示します8)。
「喘息症状のために夜間や明け方に目が覚めてしまう」、「咳」、「息苦しい」といった喘息症状は、気道の炎症よりも気道閉塞が原因で生じている可能性があります2)。
*:増悪とは喘息症状によって次のいずれかに該当した場合とする.
① 経口ステロイド薬あるいは全身性ステロイド薬を投与した場合
② 救急受診した場合
③ 入院した場合
※ 臨床的に意味のある最小変化量は3点
ACTは、下記の5つの項目に関する質問と1~5点の尺度を用いて、過去4週間の喘息コントロールを評価する自己記入式のツールです。
活動制限
仕事・家庭における仕事への喘息の影響
息切れ
息切れの頻度
夜間症状
喘息症状によって夜間や朝早くに目が覚めてしまった頻度
発作治療薬
サルブタモール等の発作止めの使用頻度
自己判断のコントロール状態
患者さんの自己判断に基づく喘息コントロールの評価
*1:
ダニアレルギーで特にアレルギー性鼻炎合併例で、安定期%FEV1≧70の場合にはアレルゲン免疫療法を考慮する。
*2:
通年性吸入アレルゲンに対して陽性かつ血清総IgE値が30〜1,500IU/mLの場合に適用となる。
*3:
経口ステロイド薬は短期間の間欠的投与を原則とする。短期間の間欠投与でもコントロールが得られない場合は必要最小量を維持量として生物学的製剤の使用を考慮する。
*4:
軽度増悪までの対応を示し、それ以上の増悪については「急性増悪(発作)への対応(成人)」の項を参照。
*5:
ブデソニド/ホルモテロール配合剤で長期管理を行っている場合は同剤を増悪治療にも用いることができる(本文参照)。
*6:
ICS/LABA/LAMAの配合剤(トリプル製剤)
*7:
LABA、LTRAなどをICSに加えてもコントロール不良の場合に用いる。
*8:
成人および12歳以上の小児に適応がある。
*9:
対象は18歳以上の重症喘息患者であり、適応患者の選定の詳細は本文参照。
*10:
中用量ICSとの併用は医師によりICSを高用量に増量することが副作用などにより困難であると判断された場合に限る。
ICS:吸入ステロイド薬、LABA:長時間作用性β2刺激薬、LAMA:長時間作用性抗コリン薬、LTRA:ロイコトリエン受容体拮抗薬、SABA:短時間作用性吸入β2刺激薬、抗IL-5Rα抗体:抗IL-5受容体α鎖抗体、抗IL-4Rα抗体:抗IL-4受容体α鎖抗体
JGL2015:喘息予防・管理ガイドライン2015 GINA:Global Initiative for Asthma ICS:吸入ステロイド薬 LABA:長時間作用性β2刺激薬 LAMA:長時間作用性抗コリン薬
著作権:QualityMetric Incorporated, 2002. 禁無断転載・使用
※1 利益相反:本試験にかかわる費用はGSKが負担した。著者には、GSKが過去に研究助成金・講演料・コンサルティング費などを支払った者、GSKの社員・株主が含まれる。
※2 利益相反:本試験にかかわる費用はGSKが負担した。著者はGSKの社員である。
※3 利益相反:各試験にかかわる費用は、GSKが負担した。
製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。
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