評価項目
主要評価項目(検証的な解析)・・・52週時のSRI4レスポンダー率
副次評価項目・・・52週時にSELENA SLEDAIスコアがベースラインから4点以上改善した患者の割合、24週時のPGAスコアのベースラインからの変化率、ベースライン時のステロイド投与量aが>7.5mg/日であった患者のうち、試験期間に≦7.5mg/日に減量となった患者の割合/ベースライン時のステロイド投与量aが≦7.5mg/日であった患者のうち、試験期間に>7.5mg/日に増量となった患者の割合(4週ごと) 等
その他の評価項目・・・52週時のFACIT-Fatigueスコアのベースラインからの平均変化量(患者報告アウトカム) 等
安全性評価項目・・・有害事象、臨床検査値の変化、バイタルサイン、免疫原性
解析計画
- 無作為化された治験薬を1回以上投与されたすべての患者をMITT(Modified intention-to-treat)集団とした。
特記のない限り、すべての解析はMITT集団を対象とした。 - 52週時の有効性の主要解析では、以下の患者をTreatment failureと判定しノンレスポンダーとして取り扱った。
(1)52週時(Day 364)来院より前に試験を中止した患者
(2)52週時来院の±28日以内に来院しなかった患者
(3)52週時来院より前に併用禁止薬の投与を受けた、又はSLE治療の規定を超えた変更を行った患者 - 主要評価項目を支持するために、主要評価項目の3つの構成要素それぞれに該当した患者の割合を評価した。また、52週間のレスポンスの推移を評価するため、SRI4スポンダー率を4週ごとに評価した。
- BLISS-76試験及びBLISS-52試験の併合解析は、承認申請時の照会事項に対する回答として提出し評価されたデータである。
- 「52週時のSRI4レスポンダー率」は、投与群、ベースライン時のSELENA SLEDAIスコア(≦9点 vs. ≧10点)、尿蛋白(<2g/24 hr vs. ≧2g/24 hr)、人種(AIA vs. それ以外)を共変量としたロジスティック回帰分析により解析した。両試験の併合解析の共変量には、試験も加えた。
- ベースライン時のステロイド投与量a(≦7.5mg/日 vs.>7.5mg/日)別のサブグループ解析を行うことが事前規定された。
- a:プレドニゾロン換算(本邦で承認されているプレドニゾロン錠の用量は1日5mg~60mg)