対 象:
Part A
好酸球性炎症を伴う6~11歳の小児重症喘息患者36例(日本人7例を含む)
- 試験開始時(Visit 1)の12ヵ月以上前に各地域の喘息ガイドラインの定義に基づき重症喘息と診断された患者
- 血中好酸球数がVisit 1に150cells/μL以上の患者、またはVisit 1前12ヵ月間に300cells/μL以上が認められた患者
- Visit 1前12ヵ月間に吸入ステロイド薬による定期的な治療(フルチカゾンプロピオン酸エステル200μg/日超または同等換算1日量)を必要とした患者
- Visit 2前3ヵ月以上にわたり追加の長期管理薬を使用、または過去12ヵ月間に連続3ヵ月以上にわたり追加の長期管理薬を使用し効果不十分であった患者
- Visit 1またはVisit 2のいずれかにおいて持続的気道狭窄が確認された患者[気管支拡張薬投与前のFEV1が予測値の110%未満、またはFEV1/FVC比0.8未満]
- Visit 1前12ヵ月間に、吸入ステロイド薬を使用しているにもかかわらず、全身性ステロイド薬の投与を必要とする喘息増悪が2回以上みられた患者。維持療法として経口ステロイド薬を使用していた患者においては、喘息増悪時のステロイド薬の投与量が維持療法で使用していた用量の2倍以上を必要とした
Part B
Part Aを完了し、Part Bの適格性基準を満たした患者30例(日本人7例を含む)
- Part Aにおいてヌーカラの3回の投与をすべて受け、かつVisit 8を含むすべての評価を完了した患者
- 試験責任医師によるベネフィット・リスク評価においてヌーカラの投与継続が支持された患者