長期免疫原性[海外第Ⅲ相臨床試験(海外データ)]
免疫原性は9年間観察されています。
細胞性および液性免疫応答の推移〔主要評価項目〕



※ gE特異的CD4[2+]T細胞:gEに対する4種類の抗原特異的免疫活性化マーカー(IFN-γ、IL-2、TNF-α、CD40L)のうち2種類以上を産生するCD4陽性T細胞
Schwarz TF. et al.: Hum Vaccin Immunother. 14(6), 1370-1377, 2018
[本研究はGSK Biologicalsの資金により行われた。著者にGSKの社員を含む。著者にGSKグループ会社からコンサルティング料などを受領した者を含む。]
安全性
本試験において、ワクチン接種と関連のある重篤な有害事象の発現は認められなかった。
ZOSTER-060試験
【目的】
初回接種108か月後におけるシングリックスの細胞性および液性免疫応答を評価する。
【対象】
初回接種前30日間の治験または未承認の薬剤およびワクチンの使用、試験組み入れ前6か月間および試験期間中の免疫抑制剤または免疫調節剤の投与および投与予定、免疫抑制または免疫不全状態、帯状疱疹の既往などのない60歳以上の男女70例。
【方法】
多施設共同・単群・非盲検・長期追跡調査試験。海外第Ⅱ相臨床試験(ZOSTER-003試験)でシングリックスを0、2か月目に筋肉内注射した被験者を追跡調査した。
【主要評価項目】初回接種108か月後の細胞性および液性免疫応答(ELISA法)。
【解析計画】
細胞性免疫応答ではgE特異的CD4[2+]T細胞の出現頻度を、液性免疫応答では抗gE抗体濃度を、初回接種108か月後に評価した。
製品名はすべて、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
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