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診断・治療

痙攣性発声障害の診断基準[1]

厚生労働省研究班によって策定された痙攣性発声障害の診断基準では、診断時の必須条件として5つの項目を挙げています。また、内転型と外転型のそれぞれについて4つの主要症状を示すとともに、参考となる所見や発声時の所見、治療反応性、鑑別疾患についても記載しています。
詳しくは下記の診断基準・重症度分類をご参照ください。

  1. 「痙攣性発声障害の診断基準および重症度分類の策定に関する研究」班. 痙攣性発声障害 診断基準および重症度分類, 2018(https://www.jslp.org/index.htm)

痙攣性発声障害の治療選択肢[1]-[3]

痙攣性発声障害の治療選択肢として、内喉頭筋に対するボツリヌス毒素製剤の注射(ボツリヌス療法)、および手術(甲状軟骨形成術Ⅱ型、甲状披裂筋切除術など)が挙げられます。
音声治療(音声訓練)は、合併した発声障害の軽減には有用ですが、音声治療によって痙攣性発声障害の主症状が消失することはありません。そのため、音声治療の著効例では痙攣性発声障害を否定することができます。

  1. Sulica L. Curr Opin Otolaryngol Head Neck Surg. 2004;12:543-548
  2. Schwartz SR, et al. Otolaryngol Head Neck Surg. 2009;141(3 Suppl 2):S1-S31
  3. 石毛美代子. 喉頭. 2014;26:99-103