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斜視 投与方法

ボトックスの用法及び用量

成人ならびに12歳以上の小児が対象となります。
外眼筋1つに対して所定の用量を筋肉内注射します。
1筋あたりの最大投与量は10単位です。
臨床成績等から、初回投与では以下のような投与筋、投与量及び投与部位数が推奨されています。

投与筋 初回投与量(単位/筋) 投与部位数(部位/筋)
内直筋 1.25~2.5注1又は2.5~5.0注2 1
外直筋 1.25~2.5注1又は2.5~5.0注2 1
上直筋 1.25~2.5注3 1
下直筋 1.25~2.5注3 1
  • 注1:20プリズムジオプトリー未満の水平斜視
  • 注2:20~50プリズムジオプトリーの水平斜視
  • 注3:上下斜視

初回投与後の追加投与

  • 初回投与後4週間観察して効果不十分の場合は追加投与が可能です。
  • 追加投与では「初回投与量の2倍」が上限用量となります。

効果減弱時の再投与

  • 前回の効果が減弱した場合は再投与が可能です。
  • 再投与では「過去に投与された1回投与量の2倍」が上限用量となります。
  • 再投与時の投与間隔は12週以上としてくだい。

詳細は電子添文をご確認ください。


斜視に対するボツリヌス療法 -注射の実際-

動画を見る

 

上直筋・下直筋に対するボトックスの注射[1],[2]

上直筋・下直筋に注射する場合も、基本的な手技は内直筋・外直筋への注射と同様です。

ただし、これらの筋には経皮的に投与することもできます。
なお、上直筋に対する注射では、上眼瞼挙筋への薬液浸潤により眼瞼下垂を生じる可能性が高いため、投与の必要性を慎重に判断してください。

経皮的に投与する場合の刺入部位

  • 上直筋:上眼窩縁の骨を触診で確認したのち、眼球の直上方の骨縁から下方約2mmの位置にて、やや上方に向けて刺入
  • 下直筋:下眼窩縁の骨を触診で確認したのち、眼球の直下方の骨縁から上方約2mmの位置にて、やや下方に向けて刺入
  1. Dunn WJ, et al. Ophthalmology. 1986;93:470-475
  2. Dawson E, et al. Strabismus. 2012;20:24-25 

本コンテンツは日本国内の医療従事者向けです。
製剤写真及びPDF資料は、患者指導の目的に限りダウンロード頂けます。
ボトックスは、米国法人のアラガンインコーポレーテッド(米国アラガン社)が有する登録商標です。