このサイトで正しく動作させるためにはJavaScriptを有効にする必要があります。設定を変更していただくか異なるブラウザでアクセスしてください。

      

ここから先は外部サイトへ移動します

これからアクセスしようとしているウェブサイトの内容は、グラクソ・スミスクライン株式会社によって管理されているものではありません。その正確性、安全性、信頼性はグラクソ・スミスクライン株式会社が保証しているものではないことをご了承ください。

続ける

戻る

評価・治療

下肢痙縮の評価尺度

下肢痙縮の治療を⾏う際には、評価尺度を⽤いて歩⾏障害および痙縮の程度を評価し、治療⽬標の設定および効果判定の基準とします。
歩⾏障害の評価尺度および痙縮の評価尺度には以下のようなものがあります。

歩⾏障害の評価尺度

  • Foot Contact Scale
  • 粗⼤運動能⼒分類システム(Gross Motor Function Classification System:GMFCS)

痙縮の評価尺度

  • Tardieu Scale 変法
  • Modified Ashworth Scale(MAS)
  • DKF/DKE
  1. 全国肢体不自由児施設運営協議会編. 障害児の包括的評価法マニュアル:JASPERの実践的活用法, メジカルビュー社, 2006
  2. Berweck S, et al. Treatment of cerebral palsy with botulinum toxin:principles, clinical practice, atlas, CHILD & BRAIN, Bonn, 2003
  3. 根津敦夫編. 小児脳性麻痺のボツリヌス治療(改訂第2版), 診断と治療社, 2012


下肢痙縮の治療法

下肢痙縮の治療法には、主に下記のような治療法があり、年齢、重症度、関節拘縮の程度、変形の程度に応じて選択されます。

  1. 経口筋弛緩薬
  2. ボツリヌス療法
  3. 選択的脊髄後根切断術
  4. バクロフェン持続髄注療法
  5. 整形外科的手術療法

Graham HK et al. Gait Posture. 2000; 11: 67-79.

ボツリヌス療法は観血的治療に比較して、簡便に施行でき、特に局所的な痙縮に有効であると考えられており、海外主要国では、軽~中等症の下肢痙縮に対しては第一選択とされています。